浅草寺近くの観光案内所「浅草寺子屋i(アイ)」(台東区花川戸2)で8月6日、英語で折り紙を教えるイベントが開かれる。
着物スタイリストの前島ミシェル由衣さんが企画した同イベントは、「誰でも参加できる英語教室を行いたい」という思いが開催のきっかけとなった。ミシェルさんは「日本人の英語に対するハードルを下げ、外国人にとっては日本人との交流の場になれば」と話す。
同施設は「浅草をもっと知り、もっと楽しむためのコミュニティースペース」をコンセプトに、2015年3月にオープン。料亭文化の見直しや江戸時代の再現をテーマに、浅草の料亭で和ろうそくの明かりの下、芸妓(げいこ)踊りや食事を楽しむ「伝統美ナイトツアー」や、浅草観音裏を着物で散策する「町人ナイトツアー」など各種体験ツアーを催行。町人ナイトツアーには延べ186人が参加し、「着物を着て歩くと、いつもと違う浅草が味わえる」との声も聞かれた。
これまでの活動からミシェルさんは「じっくり話せることで、観光客のニーズを引き出せた」という。同施設を運営する「ビー・エフ・シー」の小俣芳晴さんは「江戸・浅草文化を伝える和の体験イベントを定期的に開催し、日本と海外の人々とコミュニケーションを図っていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~18時。イベントは14時~(プチ英会話レッスンは13時~)。参加費は1,000円(英会話レッスンは2,000円)、定員9人。