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浅草に「スタイリッシュに干物を楽しむ」カフェラウンジ たまり場目指す

(左から)山本倫広さん、池田洋介さん、佐藤シュンスケさん

(左から)山本倫広さん、池田洋介さん、佐藤シュンスケさん

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 浅草雷門近くのシェアアトリエ「KAMINARI」(台東区雷門2)1階に11月1日、自家製干物メニューを提供するカフェラウンジ「ほしや」がプレオープンした。

クリエーターが作る自家製干物

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 同施設に入居する制作会社「アイデア家業」が手掛ける同店。干し野菜やドライフルーツなどの干物を使ったメニューをメインに提供する。

 もともとクリエーターとして活動していたという同社の池田洋介さんと山本倫広さん、佐藤シュンスケさんが意気投合し起業し、「いつか飲食店をやろう」という互いの夢を実現させたという。佐藤さんの母親が40年間スナックを経営していたこともあり「スナックと言えば乾き物」、「生ものは日持ちしないからリスクが高い」と干物をメインに提供することにした。

 山本さんは「今では干物のうま味を生かす調理法の研究や、スタイリッシュに干し物を楽しむカルチャーを目指し、オリジナルの干物製作キットの開発も行うほど入れ込むようになった」と話す。

 「浅草に来たのはこの物件を内見に来た時が初めてだった」と池田さん。「新宿や渋谷で飲んでいた自分たちがいきなり浅草に店を出しても、みんなが来てくれるか心配だった。東京の東側に住んでいる友人・知人が多く、浅草の魅力にも気づき、出店を決めた」と振り返る。

 「ハブとしてたまり場にしていきたい」との思いから、今後はイベントも積極的に行っていくという。佐藤さんは「見学だけでもオーケー。気軽に遊びに来てほしい」と来店を呼び掛ける。

 主なメニューは、ランチメニュー(1,000円~)、「ドライフルーツ and ナッツ」、「切り干し大根とオニオンのマリネ」(以上500円)、「干しキノコのクラムチャウダー」「スモークベーコン」(以上800円)など。

 ドリンクは、「ほしやブレンドコーヒー」(500円)、「サッポロ赤星」(700円)、「常陸野ネストホワイトエール」(850円)「バスペールエール」(950円)、「スパークリングワイン」(ハーフボトル=3,000円、フルボトル=6,000円)など。

 営業時間は、11時~15時、18時~23時。不定休。

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