食べる

浅草花やしき近くに「浅草うどん」 地元育ちの店主が開業、夜はちょい飲みも

千葉健太社長(前列)とスタッフ

千葉健太社長(前列)とスタッフ

  • 2

  •  

 うどん店「浅草うどん」(台東区浅草2)が10月16日、浅草花やしき近くにオープンした。経営は浅草町(浅草5)。

[広告]

 「街が人を育み、人が街を育む」という理念を掲げる同社は、地元育ちの社長、千葉健太さんが昨年8月8日、末広がりにあやかって設立した。「僕らは浅草に育ててもらってという意識があったので、浅草で仕事をすることで浅草に貢献しようという考えで理念を作った。今後もきちんと町を守っていきたい」と千葉さんは話す。

 千葉さんは、18歳で板前の修業に出てから5年、24歳でダイニングバーを開店し独立。その後、飲食店経営を続けた。街が少しずつ変わっていく様を眺めながら、何とかしなくてはという思いを先輩や仲間たちと募らせ、会社設立、「浅草うどん」開業に至った。

 店舗面積43平方メートル。1階は10人分の立ち食いスペース、2階は28席のテーブル席を用意する。メニューは、「かけうどん(温)」「ぶっかけうどん(温)」(以上650円)、揚げたての天ぷら(かしわ天=380円、えび天=480円など)やトッピング(味付け卵黄=180円、牛時雨(しぐれ)=680円など)を自由に追加することができる。

 「丼が運ばれてきた時、だしの香りのインパクトが強いと思うので、おつゆから楽しんでほしい。そこに、香りが高くてコシが強い麺。どちらも楽しんでほしい。夜はちょい飲み利用もできる」と千葉さんは話す。

 営業時間は7時~21時。「朝は朝ご飯に困っているホテル宿泊客の皆さんに提供したいし、ランチタイム後も15時くらいにご飯を食べたい飲食の方にも提供したい」と千葉さんは言う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース