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区境とプライドを懸けた「隅田川ツナシキ大会」 台東区が昨年に続き2連勝

第9試合で奮闘する東京力車チーム

第9試合で奮闘する東京力車チーム

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 隅田川に架かる桜橋で台東区・墨田区の代表チームが綱引きで競い合う「第2回 隅田川ツナシキ大会2025」が11月16日に行われ、6勝4敗1分けで台東区が勝利を収めた。昨年に続き台東区の2連勝。大会のルールにより区境を1メートル墨田区側に移動した(移動は同大会のみの非公式な運用)。

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 昨年開催時には4勝1敗で台東区が勝利し、連勝を懸けて臨んだ今回。参加チーム数は9チーム、試合数は11試合と増加した(2試合は子ども代表戦=子どもオールスター、大人代表戦=大人オールスター)。各チームの関係者や住民らが集まり、桜橋はにぎわいを見せた。

 序盤の4試合では1勝3敗と墨田区に勝ち越されるものの、中盤から後半にかけて巻き返し、対戦成績は6勝4敗1分け。結果、台東区の2連勝となり、区境のラインを「非公式」ながら1メートル墨田区側に移動させ、大会は幕を閉じた。現在、この大会における区境は2メートル分、墨田区側に押し込んでいる形となる。

 毛塚雅清実行委員長は「出てくれた人も、来てくれた人も、運営している人もみんな楽しめたのが本当に良かった。出ている皆さんが本気を出してツナシキしていたのが何よりだった。もちろん、来年もツナシキ大会をやりたい。秋の風物詩にしたい」と意欲を見せる。

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