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台東・花川戸のフレンチビストロ「エヴ?」が1周年-記念イベントも

「Et vous?」店主の岡部勝義さんと陽子さん

「Et vous?」店主の岡部勝義さんと陽子さん

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 銀座線浅草駅から徒歩5分の住宅街にあるフレンチビストロ「Et vous?(エヴ?)」(台東区花川戸2、TEL 03-6796-7601)が7月19日、オープンから1周年を迎える。

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 「食べてきれいになる」をコンセプトに、体に必要な栄養素を取り入れられるようメニューを考えているという同店。店主でシェフの岡部勝義さんは茶道を学んでおり、「店のコンセプトと茶道がリンクしている。茶事は漢方や薬膳に通じ医食同源につながる」と話す。「旬の野菜には栄養が豊富だが、野菜だけでは理想のバランスにはならない。魚や肉を含め、身の回りにあるものをおいしく食べることが健康ときれいにつながる」とも。

 和食器と箸でフランス料理を食べるカジュアルなスタイルで「日本の文化とフランス料理をミックスする。日本人が作るフレンチを確立させたい」と岡部さん。食器だけでなく、店内には人や土のぬくもりを感じさせるオブジェなども配置する。

 オープン以前は栃木のホテルでシェフとして働いていた岡部さん。「2011年の震災時、自分が何もできないと感じ、自分でできることを追求するために東京での出店を決めた」という。「栃木から電車で東京に来るときは浅草が入り口だったことと、日本らしさを感じる地名にこだわり、浅草の花川戸を選んだ」とも。

 7月19日には1周年を記念して、浅草エリアの地域活性イベント「A-ROUND」のスピンオフ企画「A-ROUND宵の市」を開催。陶芸やオーガニックと有機野菜の詰め合わせ、「ザ・ブーツショップ」のサンプル品、「キャライノベイト」のアロマやフレグランスアイテム、「chamny」の子ども服や子ども靴が出品される予定。フード、ドリンクとも500円から提供。1,500円で飲み放題も。「入場無料のマーケットになるので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と岡部さん。

 今後について、岡部さんは「料理教室を開いて高齢者向けの食育を広める活動をしていきたい。もう一つ、アーティストと料理人、カメラマンのユニットで伝統工芸やアートや料理が作り上げられていく過程を切り取り広めていく」と精力的に活動するという。

 営業時間は11時30分~14時、18時~22時。月曜、第1・第3火曜定休。

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