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浅草のあめ細工店「アメシン」が1周年-世界が注目するイケメンあめ細工師

アメシン店主の手塚新理さん

アメシン店主の手塚新理さん

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 浅草の今戸神社前のあめ細工店「アメシン」(台東区今戸1、TEL 03-5808-7988)が9月13日、オープンから1周年を迎えた。

 元花火職人という異色の職歴を持つ店主の手塚新理さん。18歳から花火の世界に入り花火師としての資格を取得したが、「もっとごまかしの利かない職人の世界へ」と20歳から独学であめ細工を学び始めた。あめ細工はあめが熱いうちに形を整えるため、3分ほどで形を成形しなければならない。そこに職人としての魅力を感じたという。「日本に本格的なあめ細工職人が少なく、伸びしろを感じた」とも。

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 「両親にはあめ細工職人になることは話さず、家にこもってひたすらあめの研究を続けていた。何をしているんだと、かなり怪しまれていた」と手塚さんは振り返る。イベントなどに遠征し、徐々に実力を世間に広めていく傍ら、アルバイトを掛け持ちし生計を立てていたという手塚さんだが、現在では各メディアに取り上げられるほか、海外からもイベントなどのオファーが来るまでとなった。世間では「イケメンあめ細工師」として話題を呼んでいる。

 店内には、三越のライオン像100歳記念で作ったライオン像のあめや、日清食品からの依頼で作ったカップヌードルのパッケージのあめ、マジシャンのセロさんがマジックで使用した蛇のあめなども展示。喫茶スペースも設けられており、オリジナルのべっこうあめで作った蜜で飲む「あめコーヒー」「あめ紅茶」なども提供する。あめ細工は1,000円から販売しており、オーダーメードも可能。

 手塚さんは「ガラスやほかの素材では不可能な、あめにしか表現できないことを追求し続けたい。これまであめでやっていなかったことはまだまだある。可能性を広げるチャンス」と語る。湿度に弱いあめにコーティングをするなどして、芸術作品として残す方法なども模索中だという。

 営業時間は11時~18時。木曜定休。

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