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蔵前に革製品と焼き菓子の店-「美女と野獣」と話題のカップルが

「美女と野獣」と話題のオーナーカップル

「美女と野獣」と話題のオーナーカップル

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 都営浅草線蔵前駅近くに10月17日、革製品と焼き菓子の店「CAMERA」(台東区蔵前4、TEL 03-5825-4170)がオープンした。

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 同店は、レザークラフト「numeri」のデザイナー・田村晃輔さんと、焼き菓子ブランド「MIWAKO BAKE」の山田美和子さんカップルが経営する、革製品販売スペースを備えたカフェ。店内右手には「numeri」のバッグや財布、近所の文具店「カキモリ」とのコラボノートなどを置き、左手にある「MIWAKO BAKE」のカウンターでは、手作り焼き菓子とコーヒー、イタリアのオーガニックジュース「ガルバニーナ」などを提供する。カフェ用のテーブルは天板を裏返すと作業台にもなり、ものづくりの視点で工夫している。内装や家具、什器は「waplus & alloy」(台東区寿1)が手掛けた。

 若い職人を育てたいと考える田村さんは「気軽にお茶とお菓子を楽しんで、革製品に触れ、ものづくりに興味を持ってもらえたら」と話す。店名の「CAMERA」はもともとラテン語で「小さな部屋」という意味。「何人もの人が、ここに関わって巣立っていくような、そんな場所にしたい」という思いを込める。

 田村さんの叔父は「タンナー」という「皮」に毛が付いたままの状態から腐らないように塩漬けにし、なめして「革」にする職人で、革が身近にある環境で育ったため、子どものころからものづくりに興味を持っていたという。そんな田村さんはハンドメードの楽しみを、もっと多くの人に知ってほしいと願い、手作り革小物のワークショップやイベント開くという。

 山田さんはバレリーナでもあり、「安心と安全で体に受け入れやすい素材」にこだわり、熊本産の有機小麦粉や北海道産のバターを使っている。山田さんは「食材や器、海外のスナックなど、自分たちが良いと思ったものを厳選している」と話す。

 主なメニューは、焼き菓子(300円~)、エスプレッソ(300円)、アメリカーノ(380円)、カフェラテ(420円)、アイスアメリカーノ、アイスティー(以上400円)、アイスカフェラテ(450円)、ガルバニーナ、ビオワイン(以上500円)など。

 営業時間は11時~18時。月曜定休。

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