東武スカイツリーライン浅草駅近くの東京都立産業貿易センター台東館(台東区花川戸2、TEL 03-3844-6190)で4月24日、「スタンプショウ2015」が始まる。主催は日本郵趣協会。
1977(昭和52)年から毎年開催している同イベントは、小型の記念押印や、外国郵政の押印、切手オークションやワークショップなどを予定する。今回はチェコの人気キャラクター「アマールカ」をイベント公式キャラクターに据え、イベントオリジナル切手の販売や、会期中のみ押印できるアマールカのスタンプラリーを行うほか、チェコを代表する画家・アルフォンス・ミュシャがデザインした切手なども展示する。
日本の普通切手のデザインが17年ぶりに図案統一されたことを記念し、日本郵便と切手デザイナーのコラボレーション展示「切手デザイナーの世界展」も同時開催する。普段見られない「切手ができるまで」の舞台裏を展示するほか、切手デザイナー5人による代表作の紹介やトークも行う。
特別展示コーナーでは「RAILPEX in 浅草」と題して、山手線環状運転90周年を記念した「鉄道切手展」や、岩倉高等学校(上野7)と昭和鉄道高等学校(豊島区)の研究発表として、ジオラマとパネル展示。ステージイベントではマジシャンによる切手を使ったマジックや、クラリネット演奏会なども行う。
日本郵趣協会の寺尾幸治さんは「インターネットが普及して、手紙を書く人が減っている。会場で郵便文化に触れて、手紙の良さを再発見して、書くきっかけにしてほしい」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。4月26日まで。