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浅草の専門メーカーがズレないサポーター 開発に16年

ヘルスポイント 社長の作田龍一さん

ヘルスポイント 社長の作田龍一さん

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 浅草観音裏のサポーター専門メーカー「ヘルスポイント」(台東区浅草4、TEL 03-5808-5018)が創業から12年を迎えた。

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 ウオーキングやランニング・マラソン・登山などのスポーツ用と、膝や踵(かかと)・土踏まずなどのシニア用サポーター、腹巻きなどを開発・販売する同社。「ランナーやお年寄りの膝を守りたい」と、2003年にウオーキング用の「楽歩ひざ立体サポーター」を発売し、「ズレないサポーター」としてロングセラー商品となった。2008年には設立以前から16年をかけてランニング用の「マラソンズニーサポート」を開発。現在もスポーツ研究機関と契約し、さまざまなデータを収集中だという。

 2014年には看板商品の「足裏アーチサポートパッド」を販売。ウオーキングやマラソン、登山などで土踏まずを守る目的で開発したが、三社祭に合わせて神輿(みこし)の担ぎ手たちが次々に購入して広まったという。同社社長の作田龍一さんは「長時間走っていると土踏まずが伸びて足が疲れる」ことから開発したが、「意外なところから口コミで評判になった」と話す。

 浅草に生まれ育った作田さんは、1994年に出場したホノルルマラソンで膝を壊し、「さまざまなメーカーのサポーターを試したが、ランニング向きでないものや痛みを軽減できないものばかりだった」という。当時勤めていた会社で、ウエットスーツなどに使われるクロロプレンラバー製のアスリート向けサポーターの企画開発営業をしていたことから、自然な流れで自分用のサポーターを作ることを考えたという。さまざまなトライ・アンド・エラーを繰り返し、素材や向き、国内での手作りにこだわり、ズレないサポーターの開発に成功した。「売り物になるまで16年もかかった」と作田さんは当時を振り返る。

 今後は「子どもが野球やサッカーなどで肩や肘、膝を壊して将来の可能性をつぶしてしまわないようなサポーターを作りたい」と作田さん。「アスリート用などは大手に任せて、もっと広く一般の人に愛される商品を」とも。現在は外反母趾(ぼし)用のサポーターを開発中で、今年の11月をめどに発売予定だという。

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