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浅草でユネスコ無形文化遺産の結城紬工房体験 カブトムシやクワガタの進呈も

「和なり屋」の菊地正人さん

「和なり屋」の菊地正人さん

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 言問通り金竜小学校近くの機織り&藍染め工房「和なり屋」(台東区千束1、TEL 03-5603-9169)で、7月18日から藍の生葉(なまは)染め体験が行われる。

機織りや藍染め体験ができる「和なり屋」の店舗内

 結城紬(つむぎ)の取り扱い工房である同店は、2012年5月にオープンした。結城紬は主に茨城県結城市と、栃木県小山市で受け継がれる絹織物。奈良時代に常陸(ひたち)国の特産物として朝廷に上納された「あしぎぬ」が原形とされ、1500年以上の歴史があるといわれている。1956(昭和31)年に国の「重要無形文化財」、2010年には「ユネスコ無形文化遺産」に登録された。

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 「日本文化について話し合いや体験できる場があったら」という地元の願いを受け立ち上げた同店。結城市出身で店長の菊地さんは「店をきっかけに、結城紬だけでなくほかの産地についても知ってほしい」と話す。機織りや藍染め体験もできる同店では、藍の生葉染め体験が人気で「都会で土を触る機会がない親子が特に喜ぶ」という。生葉染めは、7月~8月の真夏に摘んだ新鮮な藍の葉をそのまま染料として使う。「夏の草木染」とも呼ばれる鮮やかな水色は「生葉染めならでは」とも。

 「結城紬の良さはチームプレーで成り立っていること」と話す菊地さん。「糸を紡ぐ人、染料が染み込まないように糸をくくる、絣(かすり)くくりをする人、機織りをする人など工程ごとに分担し、個々の技術が非常に高い」という。今後について「伝統文化を掘り下げると、物を大切にする日本人の国民性まで見えてくる。体験を通じて多くの人に『和』を知ってもらいたい」と意気込む。

 主な商品は、「ランチバッグ」(4,100円)、「ショルダーバッグ」(5,480円)、「トートバッグ(大)」(4,480円)など。体験は、コースター織り2枚セット(1,980円、所要時間約30分)。Tシャツ藍染め(4,600円、同約1時間15分)。帆布トート藍染め(4,600円。同約1時間)。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。7月の生葉染め体験は18日、19日、24日、25日、26日、31日。24日から藍染めまたは機織り体験参加者全員に「カブトムシ」と「ノコギリクワガタ」を進呈する(いなくなり次第終了)。

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