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浅草六区でオープンカフェ 「興行街」の復活を目指し社会実験で

社会実験として行った防災パフォーマンス

社会実験として行った防災パフォーマンス

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 浅草六区ブロードウェイ(台東区浅草1)で現在、オープンカフェ社会実験が実施されている。実施主体は六区ブロードウェイ商店街振興組合。

同取り組みの応援に駆け付けた林家ペーさん

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 今年の春に続き、「浅草六区オープンカフェ2016」第2期として行っている同社会実験は、金曜~日曜と祝日に行っている。国家戦略特区の「道路法の特例による道路占用許可等の緩和」事業認定の取得を目指し、道路空間の活用についての効果や継続性、課題などを明確にして取り組んでいる。

 期間中はカフェセットやパフォーマンスステージを常設。ステージではパフォーマーの地位向上に寄与するとの考えから、ウェブ上で投げ銭ができる「パフォーマー応援サービス」を導入し、投げ銭の金額でグランプリを決める新たな取り組みも。

 14日には同事業認定取得に向けた取り組みとして、「興行街」ならではの防災・減災訓練パフォーマンスを実施。複数の屋外ビジョンやエリア内で提供するフリーWi-Fiの接続画面を一斉に避難誘導メッセージに切り替え、路上パフォーマーが来街者を避難所まで誘導した。ショー形式で紹介した「防災・減災計画」パフォーマンスには多くの通行人が足を止め、関心の高さがうかがえた。

 同組合理事兼事務局長の安田和章さんは「今回の実験は1回目よりも浸透してきた。事業認定を受けたことを想定した啓発活動として、このモデルをほかの商店街などとも連携して広げたい」と意気込む。台東区都市づくり部まちづくり推進課の福井敏夫さんは「認定に向けて東京都への申請や各関係機関への手続きなど、区としてもバックアップしていく」と話す。

 実施区間は六区ブロードウェイの「まるごとにっぽん」から「ROX 3G」まで。実施時間は11時~18時(10時~19時は人力車の通行不可、自転車は降りて手押し通行のみ可。駐輪禁止)。今月30日まで。

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