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浅草神社に365本の江戸千住ネギ奉納 五穀豊穣と商売繁盛願い

江戸千住ネギ

江戸千住ネギ

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 浅草神社(台東区浅草2)で「江戸千住ネギの日」の2月13日、ネギ365本の奉納が行われた。18日には先着100人に無料でネギが配られる。

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 奉納は五穀豊穣(ほうじょう)と商売繁盛を祈願し、創業132年の「浅草葱善(ねぎぜん)」(千束3)が「江戸千住ネギ」を2009年から毎年奉納している。

 「江戸千住ネギ」は、江戸時代から栽培されてきた長ネギの固定種。明治から昭和初期までは都内でも盛んに栽培されていたが、宅地化が進んだことや農家の高齢化などが影響して作り手が減っている。「先代から受け継いだ伝統を絶やすわけにはいかない」と、当社4代目の田中庸浩さんを中心に、都内での栽培を復活させた。食育の一環として、千束小学校、金竜小学校なども校内や近くの公園の畑で栽培している。

 千住に日本で唯一長ネギだけを扱う市場があることに由来する「千住ネギ」。一般公開しないされない市場で「葱商(ねぎしょう)」と呼ばれるネギの鑑定人が主に飲食店へ流通し、一般にはあまり出回っていない。田中さんは「今年は地元の千束小学校の生徒が育て、収穫したネギも一緒に奉納した。この機会に千住ネギを楽しんでもらいたい」と話す。

 引き上げ後の奉納ネギの配布は18日15時~。

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