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銀座線で特別仕様車両運行へ 開通当時モチーフに、車内灯の「点灯・消灯」も再現

1000系特別仕様車両

1000系特別仕様車両

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 東京メトロ(台東区東上野3)が1月中旬から、浅草駅を発着する銀座線で1000系特別仕様車両の運行を始める。

モチーフとなった旧1000形車両

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 同路線では現在、「伝統×文化の融合」をコンセプトにリニューアルが進行中で、今年は地下鉄開通90周年を迎えることから、「伝統」のコンセプトに合わせて開通当初の旧1000形イメージを強調した車両を導入。イベント時に走行を予定するほか通常ダイヤでも運行する。

 特別車両の外装は前灯が1灯式で尾灯の形状や塗装を変更。内装は車内全体が開通当時をイメージした色合いで、手すりや握り棒を真ちゅう色にし、つり手も当時の仕様に近づけた。旧1000形や1993年まで運行した2000形でポイント通過時などに発生した、車内灯消灯や側面予備灯点灯の「再現」や、電球色に「調光」する機能を備え、イベント走行時に乗客が体験できるようにしたという。

 現在の1000系車両は2012年1月から、これまでの01系に替わる新型車両として運行を開始。本年度中に40編成全てを1000系に更新する予定で、2編成が特別仕様車両になる。

 銀座線は1927(昭和2)年に浅草駅~上野駅間が開通。日本で初めて地下鉄として営業を開始した路線で、現在は渋谷駅までの13.4キロ、全19駅を約35分で結ぶ。

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