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蔵前でカバだらけの「Kabaii!!展」 アートで動物や地球の問題知るきっかけを

デフォルメ造形のカバ

デフォルメ造形のカバ

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 都営浅草線蔵前駅近くのギャラリーキッサ(台東区浅草橋3、TEL 03-5829-9268)で現在、造形作家・志村リョウさんの個展「kabaii!!展」が開かれている。

「細密造形」のカバ

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 リアルに表現した「細密造形」と、シンプルな形状の「デフォルメ造形」を軸に制作した、小さなカバをメインに展示する同展。動物の形をした柄や布を選ぶセミオーダー傘の受注や、シリコン型を使いオリジナルのカバを作るワークショップなども予定する。

 「アッシュコンセプト」(蔵前2)のブランド「+d」の「カバクレヨン」「カバマグカバー」など、プロダクトデザインの実績を持つ志村さん。東京造形大学在籍時に絶滅の危機にある動物や環境の変化に関心を持ち、「作品を通して地球に起きていることを気づいてもらいたい」と、絶滅危惧の恐れがあるカバを中心に動物作品を作り続けている。佐藤さんは「作品を見て初めてカバが絶滅の危機にあることを知る人もいる。単純にカバを好きになり環境を考えるきっかけになれば」と話す。

 展示会初日に訪れた人たちは「かわいい!じゃなくて、かばいい!」と盛り上がる人や、気に入ったカバを見つける人の姿も。志村さんは「『kabaii!!って何?』と興味を持って見てもらって、カバを好きになってもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は12時~19時30分(日曜は17時まで)。月曜・火曜定休。入場無料。6月18日まで。

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