浅草花やしき(台東区浅草2)が現在、夜間のイルミネーション営業「ルミヤシキ2017to2018」を開催している。
江戸時代末期に牡丹(ぼたん)と菊細工を主とした花園(かえん)として誕生し、1953(昭和28)年に現在では「日本既存最古」となるコースターを設置した同施設。2016年から「さくら浪漫(ろまん)」をテーマに、期間限定で夜間のイルミネーション営業を行っている。
2回目となる今年は「SNSで発信を楽しんでもらおう」と写真スポットを拡張。ピンク、ブルー、イエローなど時間によって色が変化する「ハートのフォトスポット」では、撮影時に顔が暗くならないよう、LEDライトの光量を調整したという。指定のハッシュタグを付けて投稿すると、同施設のホームページで写真を紹介する。
1日6回開催する噴水ショーは、楽曲「さくらさくら」のほかに同イベントのために作ったオリジナル楽曲「BLUE TRESURE」(ブルートレジャー)を初披露。25日までは、施設内にイルミネーションツリーも登場し、クリスマスソングに合わせて点灯する。
担当者は「昼間とは異なる雰囲気の中で、小さい頃に遊びに来ていた人にも童心に帰って楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。昨年はドラマで話題になったこともあり、遠方から訪れる客も多いという。
31日は、21時より「花やしきde年またぎイルミネーションカウントダウン2018」を開催。特設ステージでは恒例となった、ブリーフ芸で知られるヒッキー北風さんの「パンツカウントダウン」も開催予定。ヒッキー北風さんは「2017年の漢字『北』が含まれているヒッキー北風と共に2017年を締めくくり、新たな年を祝いましょう」と盛り上げる。
イルミネーション点灯時間は18時30分~21時。2018年4月1日まで。