蔵前小学校近くのハンドバッグ店「ガレージ」(台東区蔵前4、TEL 03-3861-1081)の「街歩きリュック」が、発売から20年を迎えた。
女性目線で機能性を高めたという「街歩きリュック」はA4サイズも入る
ハンドバッグメーカーとして1947(昭和22)年に創業した同社。卸をメインに東東京エリアのハンドバッグ職人とともにアイテムを製作。職人が主体で、「商品数をそろえて百貨店に持ち込むと売れた時代」がしばらく続いたという。
同社の3代目で社長の小川太一郎さんの先代が業態を転換。1984(昭和59)年にオリジナルブランド「MESSAGE」を立ち上げ、企画・開発・製造から品質管理まで、一貫して取り扱うようになった。「商品から『作り手』と『素材』を伝えたい」との思いを込めたという。
ブランドができてから14年経過した1998年に「街歩きリュック」は誕生。リュックサックは登山用がほとんどだったという。斜めがけ、ポシェットといったアイテムが主流の時代に、当時入社2年目だった小川さんは、両肩で背負う「リュック」スタイルに着目。同商品の開発が始まった。
約2カ月の開発期間を経て、量産モデルとして初めて発売。小川さんは「日本人特有の『なで肩体系』に合わせた機能と、デザインの両立に時間をかけた」と当時を振り返る。時代背景と消費者ニーズが見合い好評を得たことで、同社の主力商品に成長したという。
これまでに革素材の変更や流行に合わせたカラー、パーツや縫製などの改良を重ねた同商品。
「3年ほど前から男性の購入が増えた」と話す小川さんは、「予想外だった」と口にする。ショルダーベルトの長さを変更し、「男性を意識したカラーも追加した」と話す。
20周年に合わせメインレザーのカラーと、表生地・裏地を好みの色で製作するカラーオーダーを期間限定で展開。小川さんが店頭でカラーリングのアドバイスや提案も行うという。「ファッションに合わせて、オリジナルのリュックで街歩きを楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。
主な商品は、街歩きリュック(2万4,840円)、本革美人バッグ(3万240円)、ボストンバッグ(1万6,200円)、男女兼用マザーバッグ(2万1,600円)、本革A4ショルダーバッグ(3万4,560円)など。
営業時間は10時~18時(キャンペーン中は19時、ただし日曜・祝日は17時)。キャンペーンは10月10日まで。