浅草ROX(台東区浅草1)4階に4月29日、レストランシアター「浅草六区ゆめまち劇場」(TEL 03-5830-9567)がオープンした。これに先駆け28日に行われた内覧会で、が~まるちょばとワハハ本舗の梅垣義明さんがミニライブを披露した。
同劇場は、浅草六区誕生130周年記念事業「浅草六区再生プロジェクト~For the future of the "Rock”~」で初めて落成した施設。食事をしながらショーを観覧できる劇場となっており、枝豆や空揚げなどの軽食や、ソフトドリンク、アルコールを500円で提供する。ロビーには、劇場の代表者の一人である三遊亭あほまろさんが収集した古い看板や、関東大震災前の浅草を再現したジオラマも展示する。
かつて多くの劇場が存在した浅草。同劇場代表の中野智行さんと、パフォーマーの熊手和宏さんが「また浅草に多くの劇場を」と運営会社BIGUPを設立。「浅草はかつて多くの劇場があり活気があった。また浅草にたくさんの劇場を復活させ、より多くの人に生でライブパフォーマンスを見せたい」と、中野さんは意気込みを見せる。
ミニライブを披露した「が~まるちょばのケッチ!さんは「浅草は外国人も多く、僕らのようなしゃべらないパフォーマンスは外国人にも見てもらいたい。地方の人たちにも見てもらって評判を広めてもらえたら」と話す。同じくHIRO-PONさんは「客との距離が近いので、ストリートで培ってきたライブ感がつくりやすい劇場。こけら落とし公演に呼んでもらえて光栄。海外からもっと六区に来てほしい」とコメント。梅垣さんは「普段はシャンソンを歌っているが、ここでは浅草らしく昭和歌謡で行く。鼻から出した豆が食事や飲み物に入らないよう気をつける」と、自身の「芸」をネタに関係者を笑わせた。
こけら落とし第1弾は、4月29日~5月6日=「Tha's が~まるSHOW」(4,500円)、5月7日~9日=ジオラマ映画「ゆめまち観音」(1,000円)、5月12~16日が=「ザッツ!ワハハ本舗エンタメライブ!柿落しシリーズ!」(4,500円)、5月17日~18日=「こけら落としだよ!PaniCrew」(同)。
第2弾は、5月20日~25日=「キン・シオタニの浅草発見伝」(3,000円)、5月28日=「エコ怪獣 浅草を食べちゃうよ♪の巻」(2,500円)、5月29日~6月1日=「松竹芸能爆笑ライブ 六区のみなさんこんにちは」(4,500円)、6月3日~8日=「BABEZのメガ盛りコメディーshow!」(3,000円)、6月10日~15日=「コロッケプロデュース 爆笑ものまねショータイム in 浅草」(4,500円)。全てワンドリンクオーダーが必要。
詳細はホームページで確認できる。