「浅草百鬼夜行パレード」が4月4日、浅草六区ブロードウェイ(台東区浅草2)で開催され、70人以上が妖怪に扮(ふん)して浅草の街を練り歩いた。
同イベントは、寺田倉庫G1ビル(品川区)で3月27日に始まった「動き出す妖怪展TOKYO」(6月28日まで)の開幕を記念したもの。琵琶奏者が幻想的な音色を響かせる中、公募で集まった一般参加者と同展のグリーティングに参加する妖怪たちが列を成した。
妖怪として参加した変幻堂リーダーの吉永典子さんは「伝統のある浅草で百鬼夜行ができることを昔から望んでいた。古き良き日本のカルチャーを海外に発信したい。きょうは子どもや海外の方を楽しませたい」と話していた。
妖怪として一般参加したMOMOさんは「妖怪としての参加者は自作の衣装やアクセサリーを披露できることを楽しみにしていた。海外の方からも人気を集めており、老若男女問わず楽しめるため、このようなイベントが多くの場所で開催されてほしい」と期待を寄せた。
パレードを終えた妖怪ネットワークの江口千夏さんは「妖怪としてイベントに参加するのは初めて。普段は妖怪の情報を発信しているため、国内外の多くの人に妖怪の魅力を知ってもらえるきっかけになってうれしい」と振り返る。
江東区から見物に訪れた子ども連れの男性は「子どもが妖怪好きで見に来た。訪日客が増える中、浅草で多くの人に日本文化に触れてもらえるのは、下町で育った自分としてもうれしい」と話していた。