浅草で地元小学生が外国人観光客おもてなし-東京五輪に向けた英語教育の一環

外国人観光客と交流する小学生たち

外国人観光客と交流する小学生たち

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 浅草の仲見世周辺で3月10日、地元小学校の児童たちが「台東区オリンピック・パラリンピック教育 おもてなしボランティア」として外国人観光客に「浅草インタビュー」を行った。

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 2020年開催予定の「東京オリンピック・パラリンピック」に向け、おもてなしの心で外国人と接し地域社会に貢献できる子どもの育成を目指す同区の国際理解教育事業の一環。インタビューはコミュニケーションを図る取り組みとして英会話で行われた。

 この日は、台東区立田原小学校の3年生と4年生約120人が参加。あいさつと簡単な英会話で構成されたインタビューは自己紹介から始め、どこから来たかを白地図に記してもらったり、好きな日本食を聞いたり、中には得意のけん玉を披露する子どもも。インタビューの最後には子どもたちが作った折り紙を外国人観光客にプレゼントした。

 はじめは声をかけることをためらっていた子どもも、一度インタビューをすると次々に外国人を探して積極的に交流をしていた。児童らは「英語が通じて嬉しい」「喜んでもらえてよかった」と笑顔を見せる。

 インタビューを受けた外国人は、子どもたちのたどたどしい英語にも笑顔で答え、「なんてかわいらしい」「一生懸命英語でコミュニケーションを取ろうとしている姿がほほえましい」「折り紙のプレゼント、とてもうれしい」と交流を楽しんでいた。

 翌11日には同校の5年生も同様の取り組みを行った。

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