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浅草のコメディ映画祭に水木しげるさん書き下ろしイラスト 雷門を妖怪たちが大玉運び

水木しげるが書き下ろした映画祭メーンイラスト?水木プロ

水木しげるが書き下ろした映画祭メーンイラスト?水木プロ

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台東区で6月12日、「第8回したまちコメディ映画祭in台東」(TEL 03-5428-2667)のメーンビジュアルとなる水木しげるさんの書き下ろしイラストが公開された。

妖怪大行進のイラストを書き下ろした水木しげるさん

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 いとうせいこうさんが総合プロデュースを務める同祭は今年8回目。喜劇の「浅草」と文化芸術の「上野」を舞台に、メーンビジュアルはこれまで、しりあがり寿さんやリリー・フランキーさん、辛酸なめ子さんなど著名イラストレーターが担当している。

今回は水木しげるさんによって、レッドカーペット上で妖怪たちが雷門提灯(ぢょうちん)を大玉運びする様子が描かれた。水木さんは不思議や怪奇を求めて世界中を旅する冒険家で妖怪研究家。今回のイラストについて「夢に見た楽しげな情景」と語っている。

 同映画祭に先駆け、無料映画上映会「まちかど映画会」が6月13日から台東区内の各施設で開かれ、上映回数も昨年の4回から8回に増やす。8月15日には、西浅草の生涯学習センターで「ゲゲゲの鬼太郎スペシャル」を開催。2部構成で、第1部は鬼太郎をテーマにした演劇「イッツフォーリーズミニコンサート」、第2部に水木しげるの人気怪奇漫画をウエンツ瑛士主演で実写化した「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」を上映する。

 そのほか、国内劇場では未公開の「ヒックとドラゴン2」も上映予定。イギリスの児童文学作家クレシッダ・コーウェル原作の3Dアニメのアドベンチャー作品で、8月8日に上野恩賜(おんし)公園噴水前広場で野外上映する。「幅広い層に喜んでもらいたい」と配慮した今回は、子連れのママ世代も楽しめるよう、一部会場に託児所を設ける工夫をする。台東区にぎわい計画課の担当者は「ファミリー世代、シニア世代など多くの人に映画を楽しんでもらいたい」と力を込める。

 開催期間は9月22日まで。まちかど映画会は9月6日まで。入場無料(一部をのぞく)。

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