JR浅草橋駅近くのヒューリック浅草橋ビル(台東区浅草橋1)で7月31日から開催されるタグボート・アートフェス2016「Independent(インディペンデント)」の出展者募集が残り1カ月となった。主催はタグボート(中央区)。
イギリスのアートシーンに影響を与えたとされるYOUNG BRITISH ARTISTにちなみ、「YOUNG ARTISTS JAPAN」の名で2009年にスタートした同イベント。8回目となる今年はアーティストが独立して活躍できることに期待を込め「Independent」に名称を変更する。入賞者のうち5人はニューヨークのAshok Jain Galleryでのグループ展に、3人は韓国のテグアートフェアに、それぞれ無料で出展できる。
国籍や年齢、ジャンルを問わず参加できる同イベントには既に台湾からの応募も。17人の審査員は全員がギャラリスト。代表の徳光健治さんは「入賞にかかわらずギャラリストの目に留まることで次の出展機会につながれば」と期待する。先着150人は1年間、オンラインギャラリー「@Gallery TAGBOAT(ギャラリータグボート)」で作品を販売できる。
創業から12年、一貫して若手アーティストの支援を続けてきた同社。徳光さんは今後について、「個々の作家の魅力をもっと打ち出していきたい」と思いを込める。
出展者募集は5月31日まで。