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浅草で恒例「三社祭」開催迫る 例年より1週間早く、3基の本社みこしに沸く

浅草神社 今年も150万人以上の人出を見込む

浅草神社 今年も150万人以上の人出を見込む

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 浅草神社(台東区浅草2)で5月13日から、恒例の三社祭が開催される。昨年は185万人を動員、今年も150万人を超える人出を見込む。

浅草神社「三社祭」 宮出しの様子

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 例年は17・18日に近い金曜にみこし神霊(みたま)入れから始まる同祭り。通例の日程では20日からとなるが、今年は伊勢志摩サミット開催による警備上の調整で、1週間早く開催する。

 祭りに先立ち12日には、本社(ほんしゃ)みこしに同神社の御神霊(おみたま)を移す「本社神輿神霊入れの儀」を開く。

 13日は「お囃子(はやし)屋台」「鳶頭木遣り(とびがしらきやり)」「びんざさら舞」「白鷺(しらさぎ)の舞」などの大行列が浅草の町内を歩く予定。「びんざさら舞」は木の板を数百枚重ねた楽器「びんざさら」をすり打ちながら舞い、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する田楽の一種。神事として拝殿で奉納され、本殿でも舞を行う。

 14日は浅草寺本堂裏広場に参集する約100基の町内みこしが1基ずつ発進。浅草神社でおはらいを受けた後、各町会を渡御(とぎょ)する「町内神輿連合渡御」がある。

 本社みこしの「宮出し」から始まる15日は、重さ約1トンのみこし3基が西・南・東の各方面に分かれ、1日かけて各町会を渡御。夜に同神社へ戻ると、神霊を本殿に返す「宮入り」を行う。日中は神楽殿で「巫女舞奉奏」、東京浅草組合による「奉納舞踊」を、境内では日本太鼓道場による「太鼓奉演」をそれぞれ披露する。雷門通りから馬道通りにかけては、浅草観光連盟による「お祭り広場」も開催予定。

 開催日時は、13日=大行列13時~(雨天中止)、14日=町内神輿連合渡御12時~、15日=宮出し6時~、宮入り20時~。

 期間中は雷門通りと馬道通りほか、浅草神社周辺で交通規制がある。

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