都営地下鉄蔵前駅近くに「リリーの薔薇園」(台東区蔵前3、TEL 03-5829-8548)がオープンして1カ月がたった。
スタッフ全員が国家資格である「茶芸師」の資格を持ち、中国茶を詳しく説明。試飲では優雅な作法を見ることができる。
代表の徐軼(じょいつ)さんは6年前に日本に仕事で来日し、昨年新会社・エルケー商事を設立。中国茶や雑貨の輸入販売を行ってきた。「日本ではまだ中国茶は一般的とは言えない。健康に良く奥が深い中国茶を、もっと気軽に楽しんでもらいたい」と話す。
同店は厳選された有機プーアル茶や台湾茶、中国茶器、シルク・竹繊維スカーフなどを扱うほか、2階のカルチャールームでは中国茶を学びながら楽しめる茶会を開く。茶会が開催されない日はレンタルスペースとしての使用が可能。
茶芸師のニコさんは「これからもっと暑くなるので、解熱作用がある菊花茶がおすすめ。美肌効果と眼精疲労にも効く」「阿里山金萱(ありさんきんせん)は、見た目は日本の緑茶と変わらないが、甘い香りと味わいが特徴」とアドバイスする。
主な商品は「有機プーアル茶」(2,500円)、「有機プーアル茶プレミアム」(3,000円)、「菊花茶」(800円)、「阿里山金萱」(1,400円)、「フルーツティー」各種(1,000円)、「おためしセット」(500円)など。茶器は2,000円台から取りそろえる。
営業時間は10時~18時。日曜・祝日定休。