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ラーメン激戦区・浅草に豚骨しょうゆラーメン店 -「与ろゐ屋」から独立

?トッピング全部載せの「富士特製」

?トッピング全部載せの「富士特製」

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 浅草の国際通り沿い近くに5月24日、「富士らーめん」(台東区浅草1、TEL 03-3841-0315)がオープンした。席数はカウンターのみ10席。

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 「麺屋武蔵 江戸きん」や、ぐるなびラーメンランキング全国1位に輝いた浅草「与ろゐ屋(よろいや)」(浅草1)などの有名店で修業を積んだ長澤幸祐さんが独立開業した同店。「今まで修業してきた麺屋武蔵の濃厚な豚骨と、与ろゐ屋の昔ながらのしょうゆラーメンの2つのいい部分をバランスよく配合してアウトプットした」とラーメン激戦区に挑む。

 浅草にある多くのラーメン店は「浅草開花楼」の麺を使っているが、同店は店内に製麺機を置き自家製麺で提供する。「浅草で自家製麺を店内で作っている店は少なく、修業先でも導入していなかった。自分の店に製麺機を置くことは、やりたかったことの一つ。客に見える位置に製麺機を置くことで、シズル感を出せたら」と長澤さん。

 メニューは「らーめん」(680円)、「味玉らーめん」(750円)、「富士特製」(980円)、「大盛り」(100円)、「手作りギョーザ」(350円)、「小めし」(70円)、「富士めし」(200円)、「漬物」(200円)、「つまみ盛り」(390円)。トッピングは「かつお味玉」(70円)、「メンマ」(150円)、「チャーシュー」(280円)、「青ネギ増し」(150円)、「キャベツとマー油」(150円)。ドリンクは「ビール小瓶」(390円)、「角ハイボール」(350円)、「一の蔵」(550円)を用意。

 同店が出店した浅草エリアは1910(明治43年)、しょうゆラーメンをメーンとした中華料理店「来々軒」が現在の浅草1丁目辺りに創業し人気を得たことでも有名。諸説あるが、この「来々軒」が日本のラーメンの原型になったともいわれる。しょうゆラーメン草分けの地であり、激戦区である浅草に店を構えた長澤さん。「ラーメンファンだけでなく、外国人を含む観光客に、親しみやすいけれど本気のラーメンを提供し続け地域に貢献していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~22時。月曜定休。

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