「鳥越祭」開催迫る -都内最大級のみこしが練り歩き

鳥越の夜祭り

鳥越の夜祭り

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 蔵前の鳥越神社(台東区鳥越2)で6月7日~8日、例大祭「鳥越祭」が開催される。縁日屋台は約300店、来場者数は約30万人が見込まれている。

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 同祭で担がれる千貫(せんがん)みこしは重さが約4トンあり都内最大級。千貫の貫は重さの単位で、1貫は約3.75キロに相当する。千貫で約3750キロとなることから「大きく重い」という意味となり、特に大きなみこしを「千貫みこし」というようになった。同神社のものが元祖として知られている。現在のみこしは、震災で焼失したものを1928(昭和3)年に復元したもの。

 8日の夜の宮入道中には、みこしの周りにちょうちんを付け、数百の高張りちょうちんが掲げられ、その様子から「鳥越の夜祭り」と呼ばれる。暗闇の中を灯りがゆらゆらと揺れることから「お化けみこし」の別名も。みこしにちょうちんを付けるのも同神社が元祖。

 同神社は約1350年の歴史のある神社で、日本武尊(ヤマトタケル)、藤原氏の氏神である天児屋根命(あめのこやねのみこと)、徳川家康を祭っている。

 催行時間は、7日=10時~、8日=6時30分~21時(千貫みこし渡御・鳥越の夜祭りは19時ごろ~)。

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