浅草寺で恒例の「ほおづき市」開催迫る夏の風物詩

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 浅草寺(台東区浅草2)で7月9日・10日、四万六千日(しまんろくせんにち)の縁日「ほおずき市」が開催される。約120軒のほおずき露店が並び、約40万人の来場者数が見込まれる。

 「四万六千日」とは、この日に参拝すると約126年分にあたる4万6千日参拝したのと同じ利益があるとされているもので、江戸時代から続く愛宕神社(港区愛宕)の「千日詣(せんにちまいり)」が元祖。4万6千という数は米1升の米粒の数で、1升と一生をかけ「一生分の利益を願う」といわれている。

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 縁日でほおずきが売られる理由としては「ほおずきを水でうのみにすると、大人は癪(しゃく)を切り、子どもは虫の気を去る」と言われ、薬草として評判だったことに由来する。ほおずき市といえば「江戸風鈴」がつきもので、「音色が夏にはやる病を遠ざける」という縁起物。さらに朱色の風鈴は魔よけにもなるとされる。

 同市では、2日間限定で「雷よけ」の札も販売される。これは、江戸時代に落雷のあった地域で「赤とうもろこし」をつるしていた農家だけが無事であったことが由来で、かつては「赤とうもろこし」を販売していた。しかし、明治初期に不作が原因で出店できなくなり、現在ではお札として授与されることとなった。

 開催時間は本堂=6時~20時、ほおずき市=8時~21時。