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浅草神社で「夏詣」開催迫る 江戸時代の神棚を境内に再現

浅草神社で浅草の無病息災願う新習慣「夏詣」開催

浅草神社で浅草の無病息災願う新習慣「夏詣」開催

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 浅草神社(台東区浅草2)で7月1日から、半年間の健康を祈願する「夏詣(なつもうで)」が開かれる。

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 「夏詣」とは昨年から始まった行事で、7月から半年の無病息災を祈念し神社に詣でるもの。国内では大みそかに「年越しの大祓(おおはらえ)」で一年の罪けがれをはらい清め、元旦には一年の平穏を願い、神社・仏閣に詣でる「初詣」の習慣がある。浅草を含む全国各地では、その半年後を境とし7月1日以降も「過ぎし半年の無事に感謝し、次の半年の平安を願い神社・仏閣に詣でる」という習わしがあった。この習慣を「夏詣」として全国に広げようと、同神社と地域商店街からなる「ニッポンの新しい風習づくり夏詣実行委員会」が企画した。

 同行事では流しそうめんや浴衣の着付け、名代うなぎ奉納祭など、夏の風物詩となるイベントを予定。今年は境内に約2メートルの江戸時代の神棚を再現し、七夕飾りを用意する。短冊は誰でも願いを書くことができる。前日には夏越しはらい・前夜祭として、茅(ち)の輪くぐりや竹明かり点灯式などを行う。

 同社の担当者は「思いを伝えることで近隣の神社にも足を運んでもらえたら。ほかの神社とも協力し、地域の定例行事として浅草に新しい習慣をつくりたい」と意気込む。

 開催時間は10時~18時。前夜祭は15時~18時。7月7日まで。

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