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浅草で着物づくしイベント レトロモダン着物のファッションショーで開幕

(左から)ミシェル由衣さん、鈴木順子さん

(左から)ミシェル由衣さん、鈴木順子さん

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 浅草寺からすぐ近くの「布文化と浮世絵の美術館アミューズミュージアム」(台東区浅草2、TEL 03-5806-1181)で10月20日、「レトロモダン着物販売と和テーマ人形展」が始まった。

レトロモダン着物ファッションショーが盛況

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 和の象徴の一つである着物に特化した同展の初日には、外国人と日本人による「レトロモダン着物ファッションショー」を開催。アメリカやウクライナ、スウェーデンなど外国人モデルと日本人を含む計8人が、ブーツやハット、バッグなどを加えたモダンな着こなしを披露した。スタイリングを担当した着物スタイリストのミシェル由衣さんは「袖の長さなど着物の基本的なルールにとらわれず、その人に合う色味などを合わせた」と話す。

 会場ではウールやポリエステルなど珍しい着物を含む約500点を販売。「日本だけでなく世界中に着物の身近さを伝えたい」というミシェルさん。持っている洋服に合わせやすい色柄としては、「絵が入るものでなく、全体に柄が細かくあるもの。チェックのような格子柄は親しみやすく感じるのでお薦め」だという。

 和テーマ人形としては、半屋春光(はんやはるみつ)さんの「からくり人形」やMichikoIkeuchi×Michi66の「立体あー兎」作品、えんじぇる桜さんの球体関節人形の展示も。

 主催する日本リ・ファッション協会代表の鈴木純子さんは「ずっとやりたかった着物づくしのイベントが布文化を伝えるアミューズでできたのが喜び。着物をファッションの1ジャンルとして、自分なりのおしゃれを楽しんでほしい」と笑顔を見せる。

 ヘブンアーティストの源吾朗さんと白鳥加奈子さんの「からくり芝居」や布で作る簡単ネックレスづくりのワークショップも予定する。詳細はホームページで確認できる。

 開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。11月1日まで。

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