浅草橋「吉徳大光」増税前の五月人形商戦 -現代の住宅に合う兜飾り豊富に

ほどよいサイズで本格的作りの「兜飾り」

ほどよいサイズで本格的作りの「兜飾り」

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 浅草橋の「吉徳大光」本店(台東区柳橋1、TEL 03-3863-4419)が五月人形商戦に入った。4月からの増税に伴い、ひな人形商戦中の2月半ばから五月人形への問い合わせも増えたため、展示スペースを拡大した。例年より約2週間早い。

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 五月飾りは古来、男子の誕生を祝い「健やかに育ってほしい」「強く立派な男子になってほしい」という親からの願いが込められた子どものお守り的存在。このお祝いに当たる2013年生まれの「長男」は、全国で約245000人前後と推計される。

 節句飾りの原型は江戸時代後期といわれ、同店の創業と時期を同じくする。「伝統文化に自らの歴史を重ね合わせながら、未来に語り継ぎたい。時代とともにライフスタイルは変化しても節句本来の心を忘れず、この伝統をいつまでも守り伝えていくことが吉徳の社会的使命」と広報室の平沢真さん。同店では現代の狭小住宅に合う程良いサイズの「兜(かぶと)飾り」を豊富にそろえている。売れ筋は兜セットが10万円~15万円。鎧(よろい)セットが20万円~25万円。

 営業時間は9時30分~18時。

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