長さ18メートルの龍、浅草寺で舞う -伝統芸能「金龍の舞」

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 浅草の浅草寺(台東区浅草2)で3月18日、伝統芸能「金龍の舞」が行われる。

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 同寺は東京大空襲で本堂が焼失したが1958(昭和33)年に再建された。それを記念し、後世に伝える行事として創始奉納されたのが「金龍の舞」で、伝統芸能として受け継がれてきた。長さ18メートル、重さ約88キロ、うろこの数8888枚の金龍を8人の舞手が操る。現在の金龍は2008年に作られた4代目。

 現在の隅田川から同寺の本尊「観世音菩薩(ぼさつ)」が出現したとされるのが628年の同日。この後「長さ100尺ばかりの金鱗の龍が舞い降りて観音様をお守りし、その地には一夜にして1000本の松が生じた。仏法守護の龍神がその金うろこの美しい輝きで人々の顔を照らし、幸せに導いたことから、浅草寺の山号として金龍山浅草寺になった」という言い伝えがある。

 開催時間は11時~、13時30分~、15時~の3回。

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