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台東区が保護犬登録手数料を無料化 譲渡推進目指し4月1日から実施

「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」ロゴ

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 台東区では4月1日から、保護犬の登録手数料を無料化する。この取り組みは全国の自治体でも初の試みで、保護犬の譲渡を推進する目的で行う。

 東京都動物愛護相談センターから譲り受けた保護犬が対象で、犬の登録手数料(3,000円)や、狂犬病予防注射済票交付手数料(500円)の初回免除、「台東区犬のしつけ教室」への参加費(2,000円)免除を実施。このほか台東区獣医師会の協力により、集合注射事業における狂犬病予防注射接種料(3,100円)を初回無料にする。

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 同施策は環境省が2013年11月に立ち上げた「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」のモデル事業として実施。年間16万頭以上の犬や猫が殺処分される現状からの脱却を目指し、譲渡推進を図るための優遇措置として行う。

 2015年7月にはアメリカ・アリゾナ州で、ペットショップで販売される犬をシェルターなどの保護施設にいる犬に限定する法律が制定されたほか、岡山県のペットショップでは生体販売をやめ、センターで保護している犬猫の譲渡を始めるなど、「ペット」や「命」に対する新しい考え方や、より高いレベルでの共存方法に注目が集まっている。

 区の担当者は「ペットを飼いたいと希望する人が『保護犬』を第1選択肢として考えるきっかけになればと」話す。

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