浅草の東京都立産業貿易センター(台東区花川戸2)で3月25日、奥浅草エリアの活性化を目指すイベント「エーラウンド」のキックオフミーティングが行われた。
今年で2期目となる同イベントは、浅草エリア一帯を会場としたものづくりの展示やマーケットを年数回開くほか、普段は世代や業界を超えた「人財交流」や革製品を中心としたものづくりと奥浅草の地域ブランドの広報活動を行っている。昨年は初回にして152組が出展、2万人を動員し大きな反響を呼んだという。
「まちづくり会社ドラマチック」社長の今村ひろゆきさん(同イベント事務局長)、富田興業社長の富田常一さん(実行委員長)、丸上社長の上原一男さん、川島商店社長の川島武雄さん、Clipping Point主宰の本間康之さん(それぞれ実行委員)、アクセサリーブランドdrawsの中村由貴子さん(出店者)、から、昨年の様子や活動報告やこれからについて伝えられた。
今村さんは「2020年には奥浅草は面白い街になっている」「海外からも注目されるような国際的なイベントを目指す」「エーラウンドはイベントだけでは終わらないモノづくりとコミュニケーションのムーブメント」と2020年までのビジョンを語った。「前回は東京ホタルと同日開催だったためコラボが実現した。今回も何か仕掛けられたら」とも。
参加者は、産業労働局・飲食業・卸販売業・メーカー・ホテル業・クリエーターなどさまざま。「どうイベントに関わっていくか」について、今後ミーティングを重ね提案していく。
主催者側の話が一通り終わると、参加者をエリア別に分けそれぞれ自己紹介と次回のミーティングの日時を決めた後、台東区議会委員・青柳雅之さんの乾杯の音頭を皮切りに交流会が行われた。
エーラウンドでは現在、新しい出展者と実行委員を募集している。