浅草経済新聞（以下、浅経）を運営する「アールティーヘヴン」（台東区蔵前4）が10月14日、編集部がある1階カフェスペースで浅草の経済活動を考えるシンポジウム「宴会による経済学」を開催する。

たくさん集まった第1回メンバー

　読者や浅草地域を拠点に活動する人との交流を目的に、浅経が展開するコミュニティーイベント「浅草経済大学」の第2弾となる同イベント。テーマに合わせてゲストを招き、「これからの浅草」を多角度な視点でディスカッションする。

　「宴会」に着目する今回のイベントでは、博水社社長の田中秀子さん、オールフィット社長の山下貴徳さんをゲストに招き、その道のプロが考える「良い宴会」や「浅草らしい宴会」などを語り合う。

　田中さんは清涼飲料水「ハイサワー」を製造する同社で、酒との相性や割り方を提案。テレビ番組でも取り上げられる「博水社名物倉庫飲み」を誕生させるなど、自社製品の知名度向上に努めている。「名脇役でありたい」との思いから、時代やブームに合わせた飲み方を紹介することでも知られる。

　山下さんは飲食店と客とのマッチングサービスを提案・提供する。飲食店や運営側の「客を呼びたい」というニーズを解決するためのサービス・プロモーションを企画するなど、宴会やパーティーに関する業務に携わる。

　大類将彦浅経編集長は「浅草は地元色がありながら、新しい何かを見いだす人たちも集まる場所。江戸有数の食文化が集まるこのエリアで『宴会』や『パーティー』が新たな経済のきっかけになったら面白い」と話す。

　開催時間は19時30分～21時（開場は19時）。入場料は2,000円（2ドリンク付き）。イベント終了後は懇親会も予定する。