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東武鉄道が浅草発着の特急に新型車両 「リバティ」、来春導入へ

26年ぶりとなる新型特急車両

26年ぶりとなる新型特急車両

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 東武鉄道(墨田区押上2、TEL 03-5962-0102)が10月27日、浅草駅発着の新型特急車両「500系」の愛称を「Revaty(リバティ)」にすると発表した。

(解説)運転区間と愛称名

 東武本線のダイヤ改正に合わせ来春導入する新車両は、「さまざまな運行形態で運用が可能な、速達性と快適性を持った特急列車」をコンセプトに開発。1編成3両固定で、同社では26年ぶりの新型特急車両となる。途中駅で併結・分割ができる仕様で、目的地に合わせ切れ目のない利用が可能になる。

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 「Revaty」の愛称は、「併結・分割機能を生かし、広いエリアでの運行」を指す英語「Variety(バラエティー)」と、「縦横無尽に運行する自由度の高さ」を意味する「Liberty(リバティー)」を掛け合わせた造語。多様な運行形態に対応することで乗客のニーズに応え、「長く愛され親しまれる特急車両になってほしい」との思いを込めたという。

 運転区間は起点となる東武スカイツリーライン浅草駅から、東武日光駅・鬼怒川温泉駅、野岩鉄道経由で会津鉄道の会津田島駅、伊勢崎線の館林駅間。通勤時間帯には春日部駅間と、東武アーバンパークライン大宮方面、清水公園・野田市方面へそれぞれ直通運転を予定するほか、大宮駅発運河駅行きも設定する。

 車両は奥山清行さんが代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインを監修。外観は東京スカイツリーをイメージするシンボリックなものとし、インテリアは白を基調に鬼怒川や隅田川の流れをイメージした「柔らか」な造形の天井、座席は江戸の伝統色「江戸紫」を採用した。

 同社保有の車両と比べ乗り心地が向上するほか、高効率の永久磁石同期電動機やアルミ車体、LED照明などの採用で環境負荷を低減する。車内はWi-Fi環境やPC用の電源を整備し、AED・医療支援器具や車いす対応トイレとスペースを確保するなど、バリアフリーにも対応する。

 同社が運行している特急車両は100系(スペーシア)と200・250型(りょうもう)、300・350型(しもつけ・きりふり・ゆのさと)、634型(スカイツリートレイン)があり、新型車両はこれらに続き5車種目となる。