都営浅草線蔵前駅付近を中心に2月1日、異業種10店舗が参加する新作発表・展示イベント「蔵前展」が開催される。
雑貨店「コンセント」(台東区蔵前2)を展開するアッシュコンセプトが企画する同イベントは、ファッション小物や雑貨、家具などを扱う近隣のショップ10店舗で開催。将来的に「ミラノサローネ」のようなデザインの発表の場にすることを目指し、BtoBにとどまらず一般客も参加できる展示会を想定している。
同社社長の名児耶秀美さんは「街が展示会。バイヤーも本音でモノを見てほしい。みんなが買いたいか、買いたくないか。原点に戻れる今までにない展示会。来なきゃ損」と来場を呼び掛ける。
参加店舗は「コンセント」のほか、「カキモリ」(文房具)、「エムピウ」(ファッション雑貨)、「SyuRo」(雑貨)、「Maito Design Works」(ファッション)、「monokraft」(家具)、「ALLOY」(雑貨)、「TISTOU」(花器・アウトドア家具)、「CAMERA」(ファッション雑貨)、「傳-tutaee」(ファッション)。
それぞれ新作の展示・販売のほか、プレゼントや試食・試飲も用意。「SOL'S COFFEE」「ダンデライオンチョコレート」「NAKAMURAYA TEA LIFE STORE」など蔵前エリアの店舗が協力する。
「傳-tutaee」広報の吉原丈弘さんは「蔵前は地域に根付いたものづくりの歴史もあり、そこに新しい考えや思いを持ったクリエーターが集まり、独自の進化をし続けている。異業種で独自に面白い活動をしていて連帯感もある。これからの時代の中で新しい価値へとつなげたい」と意気込む。
会期、開催時間は店舗により異なる。2月10日まで。