雷門近くの浅草文化観光センター(台東区雷門2、TEL 03-3842-5566)7階展示スペースで5月13日、「隈研吾『小さな建築展』」が開催される。主催は台東区。
日本とデンマークは今年で外交関係樹立150周年を迎える。姉妹都市を締結する同区とデンマーク・グラズサックセ市および同国との友好関係を深め、区民の国際理解の促進を図ることを目的に、同展を記念の交流推進事業として実施する。
建築家の隈研吾さんは雷門の向かいにある「浅草文化観光センター」を設計し、2012年に完成。地上8階・地下1階、延べ床面積2159平方メートルの施設で、同年には「グッドデザイン賞」を受賞した。2020年には「デンマークアンデルセン博物館」(デンマーク・オーデンセ市)が完工を予定している。
両施設の設計者である建築家・隈研吾さんの設計コンセプト「小さな建築」が主要テーマの同展は、記念事業として駐日デンマーク大使館の記念行事イベントカレンダーにも掲載。公式ロゴを使用することが認められているという。
同展開催前日の12日には、隈研吾さんによる記念講演会を予定。参加応募は締め切ったが、同区では「多くの人に聞いてもらおう」と、初の試みとしてライブ配信を行う。
開催時間は9時~20時。入場無料。6月11日まで。講演会ライブ配信は18時~19時30分。