雷門近くの「浅草すしや通り商店街」(台東区浅草1)周辺で11月3日・4日・18日・19日の4日間、江戸の今と昔をテーマに商店街をPRするイベント「江戸今昔物語」が開催される。主催は浅草すしや通り商店街と雷門柳小路睦会、浅草花屋敷通り商店街。
初日のオープニングステージには、浅草出身の「東MAX(アズマックス)」こと東貴博さんが出演。そのほか殺陣や忍者のパフォーマンス、大江戸東京音頭パレードなどのプログラムも用意する。
今回が初開催となる同イベントは、さまざまな日本文化が花開いたとされる江戸時代の情緒を「見て、体感して、楽しんでもらいたい」との思いから、来場者参加型の企画を充実させたという。各商店街の加盟店舗で1,000円以上の買い物や食事をしてSNSに投稿すると、日本の伝統色である藍の「しぼり藍染め体験」や、「匂い袋制作体験」のワークショップに参加できる。
江戸時代初期には身分の高い人のみ乗ることが許されて、中期になると広く一般的に利用されるようになった「かご」も展示。乗ることもできる。
メインイベントは「和装で浅草周辺を回遊する屋形船体験」で、提携する4つの着物レンタル店で有料の着付けをすると、屋形船で約30分間の隅田川クルージングを体験できる。定員は1回30~35人で当日受付の先着順。
担当者は「インスタ映えするスポットが数多くある浅草で江戸情緒を感じてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。