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蔵前の卓球バーが復活 週末限定でアジアン喫茶営業、ノンアルコールカクテルも

バジルとスパイスを効かせたという「ガパオライスプレート」

バジルとスパイスを効かせたという「ガパオライスプレート」

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 都営大江戸線蔵前駅近くの「リバヨン」(台東区蔵前2)が土曜・日曜限定でアジアン喫茶をオープンして1カ月がたった。運営はバーバックスブランド(蔵前2)。

フレッシュなスパイスを使った「鶏肉のグリーンカレー」

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 2011(平成23)年に卓球バーとしてオープンした同店。新型コロナウイルスの緊急事態宣言に合わせて、約1年間休業していた。「コロナ禍で売り上げが9割程度落ち込んだが、継続したつながりを持ち続けたい」と、営業形態の変更を試みたという。社長の堀脇太仁さんは「このエリアにアジアンテイストの飲食店が少ないことに着目した」ときっかけを話す。

 メニュー開発は、四川料理店で調理の経験がある取締役の人長良次さんが担当した。開発には約1カ月かけ、ゴールデンウィークから試験的に営業を開始。客の反応を見ながらマイナーチェンジを繰り返したという。人長さんは「新鮮なスパイスを使って香りを大事にした。隅田川を眺めながらの食事や卓球を楽しんで過ごしてほしい」と話す。

 ドリンクは、アルコール提供の自粛に合わせバーテンダーがノンアルコールカクテルを考案。自家製レモネードにタイのハーブティーを加えた「バタフライピーレモネード」(800円)のほか、季節の果物を使ったメニューを提供する。

 堀脇さんは「SNSや店頭の看板をきっかけに、近隣住民や若い世代も来てくれる。コロナが収束しても土日限定でアジアン喫茶を続けていきたい」と意気込む。「ディナーメニューを拡充して、これまでのバー営業と合わせてハイブリットに展開できたら」とも。

 主なメニューは、「ガパオライスプレート」「鶏肉のグリーンカレー」「パイコー飯プレート」「季節のフルーツとブラータチーズのカプレーゼ」(以上1,200円)、「枇杷とみかんのフローズン」(1,000円)、「パクチーモヒート」(950円)、「キウイとレモンチーズのパフェ」(1,400円)など。テークアウトにも対応する。

 営業時間は12時~20時。土曜・日曜のみ営業。まん延防止等重点措置による変更に注意が必要。

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