浅草、蔵前周辺で11月30日から、飲食店などのナイトスポットで音楽やショーを楽しむ「浅草音天祭(あさくさのんてんまつり) 2017」が開催される。主催は5人組ロックバンド「浅草ジンタ」。
今年で3回目を迎える同イベント。昼間は観光客でにぎわいを見せながらも、夜は閑散とする街を活性化させたいという思いから、浅草を中心に活動する浅草ジンタが2015年から企画・開催。参加店は、「蔵前4273」「浅草ゴールデンタイガー」「Asakusa Buttobi」「ニュー呑呑(どんどん)」「TOKYO knowledge」の5店舗。いずれも浅草ジンタをはじめさまざまな音楽バンドやDJなどがパフォーマンスを行い、多くは投げ銭制となっている。
浅草ジンタのボーカル・和尚さんは「このイベントを通じて、多くの人に浅草の街並みや人情に触れてほしい。お酒を飲みながら音楽を楽しんでもらえたら」と話す。
最終日の12月3日には「東京キネマ倶楽部(くらぶ)」(根津1)で「本祭」が行われる。出演は浅草ジンタ、DOBERMAN、TURTLE ISLAND、ADAM at、UKULELE GYPSY(キヨサク from MONGOL800)、THE SKA FLAMES。DJは森雅樹さん(EGO-WRAPPIN')、INAMIさん(下町音選/東京ロンドン化計画)、知久豊さん(BALKAN BEATS TOKYO)、KAKEIさん(Wild Rover/呑呑ナイト)、KAMAさん(呑呑ナイト)、MA☆SAさん(東京ロンドン化計画/呑呑ナイト)。13時開演。料金は前売り=4,000円、当日=5,000円(ドリンク代別、オールスタンディング)。
浅草ジンタは落語家の三遊亭小遊三さんが命名。落語芸術協会に客員として所属し、2014年にロックバンドとして初めて「笑点」に出演。ロック、ジャズ、スカ、昭和歌謡などをミックスした独特なサウンドを作り出し、「浅草発のグローカル」をポリシーに活動する。
開催時間は参加店により異なる。