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上野公園で角打ちフェス 「適量を正しく」酒離れの歯止め目指す

実行委員長の関明泰さん(右)と、ステージにも登場する青山楓さん(左)

実行委員長の関明泰さん(右)と、ステージにも登場する青山楓さん(左)

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 上野恩賜公園(台東区上野公園5)の竹の台広場(通称=噴水広場)で2月22日、酒屋角打ちフェス「TOKYO酒屋魂 with ご当地鍋フェス」が開かれる。主催は東京小売酒販組合(千代田区神田佐久間町3)。

ステージイベントに登場するあやまんJAPAN

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 「20歳になったらおいしいお酒を飲もう。お酒を楽しむ第一歩」をテーマに、観光庁と台東区が後援する同イベント。「酒本来の味わいや奥深さ」を知ってもらおうと、東京の小売り・酒販団体が協力。北海道や富山・茨城などから23の酒店が「角打ち」ブースを出店し、日本酒やワイン・焼酎のほか、クラフトビールなどを「杯(はい)売り」で提供する。「ご当地鍋フェス」ともコラボし、34のフードブースも出店を予定する。

 場内には角打ち券とおちょこをセットにした「スターターチケット」(2,000円)を購入すると参加できる「きき酒体験コーナー」を設置。特定銘柄や甘辛の利き当てのほか、焼酎の原料当て、ワインのブドウ品種当てなどを行う。正解数に応じて粗品を進呈するほか、参加者の中から抽選で後日缶ビール券を贈呈する。

 蔵前で酒店を営む実行委員長の関明泰さんは「ルールを守って適量であれば、酒は楽しい飲み物ということを広めたい。酒に関連したステージプログラムも企画しているので、楽しみ方のお手本として楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。最終日の24日には、あやまんJAPANが登場する予定という。

 「角打ち」とは一般的に、立ち飲み用として店内の一角を仕切り、その場で飲むこととされる。諸説はあるが「酒屋の店頭で直接升酒を飲む」ことから転じたとされる。関さんは「気軽に楽しめる角打ちを通じて、酒のトラブルによる報道で酒をやめる風潮を変えていきたい」と話す。

 開催時間は10時~18時(チケット販売は17時まで)。入場無料。各店の「杯売り」には、おちょこ付き「スターターチケット」(2,000円)の購入が必要。2月24日まで。

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