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「浅草芸能大賞」に三宅裕司さん 記念公演は来年3月

大賞の三宅裕司さんは現在も1万人以上を動員する日本では数少ない老舗劇団を主宰/写真:台東区芸術文化財団 提供

大賞の三宅裕司さんは現在も1万人以上を動員する日本では数少ない老舗劇団を主宰/写真:台東区芸術文化財団 提供

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 東京を中心に活動する芸能人で、これまでの実績と最近の活動状況を加味して贈る「浅草芸能大賞」の受賞者が決定した。主催は台東区芸術文化財団。選考は浅草芸能大賞選考専門審査委員会。

最近はビジュアルでも話題を提供する奨励賞の氷川きよしさん

 1985(昭和60)年に始まった浅草芸能大賞は今回で36回を数える。令和初の選考となった今年は、大賞に喜劇役者の三宅裕司さん、奨励賞に歌手の氷川きよしさん、新人賞に動物ものまねの江戸家小猫さんの3人が選ばれた。

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 三宅裕司さんは1979(昭和54)年、「分かりやすくて誰もが楽しめる、サービス精神旺盛な舞台」を目標に、劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)を結成。歌やダンス、 アクション、笑いなど全てのジャンルを融合した劇団で、今年創立40周年を迎えた。舞台では座長として出演にとどまらず演出もこなすほか、テレビ番組を盛り上げる司会者としても知られ、ラジオパーソナリティー生活も35年を数える。

 氷川きよしさんは2000(平成12)年2月、「箱根八里の半次郎」でデビュー。同年の「第42 回 日本レコード大賞」で最優秀新人賞受賞すると、2003(平成15)年に最優秀歌唱賞、2006(平成18)年には大賞を受賞し三冠を達成した。「NHK紅白歌合戦」にはデビューした年から20年連続出場、2001(平成13)年には「第17回 浅草芸能大賞」で新人賞を受賞している。

 江戸家小猫さんは2009年(平成21)年に父、四代目猫八に入門。2011(平成23)年に2代目として「江戸家小猫」を襲名して以来、翌年に落語協会に入会。ウグイス、カエル、秋の虫など江戸家伝統芸のほか、テナガザル、ヌー、アルパカといった鳴き声があまり知られない動物のネタも数多く、都内の寄席を中心に全国各地の講演会でも活躍。国立演芸場で開かれる花形演芸会では2017(平成29)年「銀賞」を受賞すると翌年は「金賞」、今年は「大賞」と連続で受賞した。

 授賞式は浅草公会堂で2020年3月14日に開催予定。受賞者の記念公演、「スターの手型」顕彰式、浅草名人会と併せて開く。

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