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かっぱ橋道具街「釜浅商店」の新築ビル完成 既存ビルも同時にリニューアル

ブランドマネジャーで広報担当の湯浅碧さん

ブランドマネジャーで広報担当の湯浅碧さん

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 かっぱ橋道具街の料理道具専門店「釜浅商店」(台東区松が谷2)が8月7日、リニューアルオープンした。

まるで「鉄格子」のようにも見える、包丁の在庫スペース

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 1908(明治41)年創業で今年112年を迎える同店。2棟ある店舗のうち北側のビルを建て替え新築し、南側店舗も合わせて全面改装した。合羽橋の新たなランドマークを目指すという。

 新築ビルはこれまでの1フロアから2フロアに変更し、店舗スペースを約290%に増床。1階は和包丁、洋包丁、砥石(といし)などを中心に約1000アイテム、2階は中華包丁や麺切り包丁など主に、プロが使う商品を販売する。店内は2階まで吹き抜け構造で、広いガラス面から外光を取り入れ、店内が明るくなる設計。4階はキッチンを備えたイベントスペースを設置し、料理道具に関するワークショップやセミナー開催会場として運用を見込む。

 南側のビルは料理道具売り場として、内装をリノベーション。1階はフライパン、中華鍋、南部鉄器を中心に同店でも人気というアイテムを陳列。耐火レンガコンロや釡、かまどなどレストランの厨房(ちゅうぼう)に並ぶ大型器具を2階に配置した。「釡」をモチーフにした展示棚を配置し、これまでのイメージを踏襲。飲食店のプロから一般客にも対応する。

 ブランドマネジャーで広報担当の湯浅碧さんは「包丁の在庫スペースを、あえて来店客が見えるように工夫した。斬新さも楽しんでもらえたら。『良理道具』とお客さまの大切な出合いを導く、をコンセプトに今後も充実を図りたい」と話す。

 営業時間は10時~17時30分。

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