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蔵前のラーメン店「元楽」がコロナ対策完備 無菌室目指し「本気度」話題に

1995(平成7)年に創業した背脂ラーメン店、元は老舗玩具メーカーの社員食堂だった

1995(平成7)年に創業した背脂ラーメン店、元は老舗玩具メーカーの社員食堂だった

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 都営浅草線蔵前駅近くのラーメン店「蔵前元楽総本店」(台東区蔵前2)のコロナ対策が現在、SNS上で話題となっている。

銅製の「排気管」を完備した間仕切りカウンター

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、同店では「安心して食事を楽しんでもらおう」と拡大防止対策の設備を導入。その「本気度」に賛同や驚きの声があるという。

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 入り口には「AIサーマルカメラ」を設置し、同時に20人まで瞬時に検温。頭上のモニターには体温が表示される。足元には消毒マットを敷き、「ウイルスを運びやすい」とされる靴底を消毒する。

 店内の壁面は「抗ウイルス壁紙」に交換し、券売機や椅子を含め店内の備品には「空気触媒セルフィール」を施工。セルフィールは病院や電車などの公共機関でも採用されており、付着したウイルスは数分間で不活性化するという。

 天井には「高性能電子空気清浄機」を新たに設置。店内の浮遊ウイルスを除去するもので、病院や製薬、飲料、食品メーカーでも使われるというクリーンルーム用フィルターの酵素技術を応用している。「本当は無菌室と同等の仕様にしたかった」と、同機器で「妥協」したという。

 食事スペースは全席を「間仕切りカウンター」に改良しブース化。消毒用アルコールディスペンサーを備え、各席に銅製の「排気管」を完備する念の入れようで、窓を閉め切った状態でも、ラーメンを冷ます際に吐き出す「呼気」などがブース外に拡散するのを抑制する。窓際にあった3つの4人掛けテーブルは撤去し、カウンターに置き換えた。

 同店オーナーの発案で取り組む感染症拡大防止策は7月13日に終え、翌日から稼働。同店を訪れる常連客からも好評で、「いい感じになった」とこだわりに賛同する声が多いという。店長の滝澤恒央さんは「ウイルスを心配することなく営業できるようになればいい」と、引き続き対策に取り組むという。「ここまで対策を施す店舗もなかなかないと思う。安心して食事を楽しんでもらえたら」とも。

 主なメニューは「元らーめん(しょうゆ)」「楽らーめん(塩)」「特製元らーめん」(以上690円)、「ちゃーしゅーめん」(980円)、「らーめん・ぶためしセット」(950円)、「ぶためし」(500円)など。

 営業時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。

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