JR総武線浅草橋駅にある宝くじ販売所「浅草橋東口駅前売場」(台東区浅草橋1)で現在、「ハロウィンジャンボ キンキン仮装マスク」を配布している。企画・運営は森商店(大田区)。
「秀じい」本人がリアルと話す「秀じいなりきりマスク」を女性が着用するとこんな感じ
「名物宝くじ販売員 秀じいなりきりマスク」と「今戸神社招き猫マスク」のいずれかを、購入者に配布する同企画。「『菌』を防いで『金運』を呼び込む」をキャッチフレーズに、先着順で各5人に進呈する。
新型コロナウイルス感染拡大により、国内の生活様式は一変。毎年コスプレが話題となるハロウィーンも自粛ムードが漂う。「明るい未来に向けて希望を持ち、感染に気を付けながらハロウィーンを楽しめるきっかけになれば」と同社では、「開運コスプレマスク」の配布を思い立ったという。
「秀じいなりきりマスク」は同売り場の販売員、森英夫さんの似顔絵をデザイン。戦後すぐに宝くじ売り場に立ったという森さんはこれまで約70年、販売員として勤務。国内では現役最長歴で、「秀じい」と呼ばれ親しまれている。森さんの販売窓口に掲出しているトレードマークの似顔絵看板の口元を、そのままマスクにした。
「今戸神社招き猫マスク」は浅草の「今戸神社」(台東区)の招き猫になりきるマスクで、宮司夫人直筆のメッセージカードをセット。同神社は境内に多くの招き猫が置かれていることでも知られ、特に有名な本殿に安置した大型の招き猫の口元をデザインに採用したという。
自身の似顔絵がマスクになった森さんは「リアルなできあがりで驚いた」と話す。同所の名物販売員である森さんの窓口を目指して訪れる購入者も多く、「100歳を目指して売り場に立ちたい。このマスクをして皆さんも元気で」と笑う。
営業時間は9時~19時。進呈には購入種類および金額に条件がある。10月20日まで。