浅草橋駅から徒歩4分の「写真企画室ホトリ」(台東区浅草橋5、TEL 03-5809-3813)で8月8日、弓道写真家・奥野浩次さんの写真展「フジヤマ キュウドウ コンプレックス」が開催される。
現在、フリーのフォトグラファーとして活躍する奥野さんは、世界で唯一の「弓道写真家」としても活動。「コンプレックスは、日常会話で劣等感という意味としてとらわれがちだが、複合という意味も持つ。日本文化である弓道と人、この2つが折り重なった世界を写真で表現する」と話す。
奥野さん自身も弓道四段で、社会人弓道部の主将も務める。「弓道は、『静かな』や『凛(りん)とした』といったイメージを抱かれる事が多いが、実際の弓道はそれらに加えて、意外なほど迫力がある。そういった弓道家の表情を垣間見る事ができるのが最大の魅力」と、弓道写真の魅力について奥野さんは話す。「この写真展を見て、弓道をやっている人、やっていない人、弓道から遠ざかっている人、色んな人に良い影響を与えられたら」とも。
開催時間は12時~20時。入場無料。8月10日まで。