浅草橋のヒューリックホール(台東区浅草橋1、TEL 03-5822-5971)で3月29日・30日、「第7回全国エッグアート展」が開催される。
今年で10周年を迎える同展では、約120人のエッグアート協会会員によって制作された1000点を超えるエッグアート作品を一堂に展示する。これだけの数が東京に集まるのは5年に1度だという。
エッグアートとは、小さいものはウズラ、大きいものはダチョウの卵の殻に、彫刻や彩色、装飾などを施す繊細なクラフトアートで、ヨーロッパをはじめ北米で人気が高い。クレオパトラやマリー・アントワネットも愛したと言われ、起源は古代エジプトにさかのぼる。日本では約30年前に紹介された。
同協会・実行委員長でエッグアート作家の橋本敏美さんは「まだメジャーとはいえないエッグアートを、たくさんの人に知ってもらいたい」と日本での普及に取り組んでいる。「白い卵の殻が華麗に変身していく過程を共に楽しんでほしい」と、その魅力を語る。
両日、ワークショップ、オーナメント販売、エッグ関連品の販売も予定する。
開催時間は、29日=11時~17時、30日=10時~16時。入場無料。