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浅草に珍しいワインが楽しめるバー 鹿肉や馬肉使った創作料理も

左から「bar vert」オーナーの富田光さん、シェフの豊木雄太さん

左から「bar vert」オーナーの富田光さん、シェフの豊木雄太さん

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 東京メトロ銀座線浅草駅近くの「bar vert(バール ヴェール)」(台東区雷門2、TEL 03-5246-4291)がオープンから1カ月がたった。

「bar vert」の鹿のカルパッチョ

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もともと浅草が好きだったというオーナーの富田光さんと、シェフの豊木雄太さんがオープンした同店。店名の「vert」はフランス語で「緑」という意味で、緑が好きな豊木さんが付けた。店内はアンティーク調の内装で、線画が数点飾られている。席数は17席。

 季節のジビエが味わえる同店のメニューは、17年のキャリアを持つ豊木さんのオリジナル。料理は化学調味料を使わずに素材の味が楽しめるよう工夫を凝らし、ジビエは馬肉のタルタルや鹿のカルパッチョのほか、国産の鳥レバーにバターや玉ねぎの甘みを加えた「レバーパテ」や、「厚切りポークステーキ」が人気だという。ポークステーキは赤肉中のビタミンE含量が比較的多いといわれる「岩中ポーク」を使い、大葉を添えて「柔らかくジューシー」に仕上げたという。

 最初の一杯として富田さんが薦めるのはスペイン産の「カバ」。「すっきりした辛口で飲みやすい」スパークリングワインで、「シャンパンにも負けない」という。ほかにも常時ではないものの、アルゼンチンや南アフリカなどの変わったワインも楽しめるという。

 「また来ます」という声がうれしいと話す富田さんは、今後について「長く愛される店にしたい」と爽やかな笑顔を見せる。

 主なメニューは、レバーパテ(648円)、馬肉のタルタル、ラムチョップステーキ(以上1,296円)、鹿のカルパッチョ(1,404円)、和牛のローストビーフ(1,512円)、厚切りポークステーキ(1,620円)、グラスワインはスペイン産カバ、チリ産ピノノワール、オーストラリア産シャルドネ(以上、648円)など。

 営業時間は17時~翌3時(土曜・日曜・祝日は11時30分~14時、17時~23時)。火曜定休。

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