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浅草で「ジビエ革」認知に向けた展示会 「自然の恵みを使い切る」

「Six COUP DE FOUDRE」の小物

「Six COUP DE FOUDRE」の小物

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 浅草文化観光センター(台東区雷門2)7階で2月21日、展示会「ジビエ革3人展」が開かれる。

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 同展は狩猟や獣害駆除で捕った野生動物の皮を有効活用しようと、台東区のインキュベーション施設「浅草ものづくり工房」に入居中のアパレルブランド「Six COUP DE FOUDRE(シス クー・ド・フードル)」代表の高見澤篤さんの呼び掛けで行われる。ジビエ革を扱う「加藤キナ」と「Foresent」が参加し、「森の声をカタチにする」をテーマに、ジビエ革を使った製品を展示。会期中は高見澤さんがテーマにちなんだオブジェを即興で制作する試みも。

 「革を通じて世界を考える」をコンセプトに、一般の人やビジネス展開を考える企業などを対象にジビエ革の認知拡大を狙う同展。近年社会問題になっている獣害では年間45万頭の野生動物が駆除され、肉はジビエ料理などに使われるが、皮の多くは廃棄される。高見澤さんは「命があったものを少しでも無駄にしたくない。自然の恵みを余すところなく使い切る」という思いをブランドに込める。「この機会に、野生動物の革を見て触って感じほしい」と来場を呼び掛ける。

 高見澤さんは元スタイリストで、「Guns N Roses」のリチャード・フォータスさんの衣装も手掛ける。

 開催時間は11時~18時。26日まで。

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