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浅草の寺で体験型脱出ゲーム 僧侶も開発に参加、謎解きにIT技術活用も

迫る制限時間に緊張しながらの謎解き

迫る制限時間に緊張しながらの謎解き

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 東京メトロ銀座線田原町駅近くの緑泉寺(台東区西浅草1)で10月4日、「体験型脱出ゲーム『The本堂』~心のデトックス」が開催される。主催はエスケープハントジャパン(浅草1)。

フィリピンのコスプレ・ブロガー、Kitty Crazeさん

 実際の寺を舞台に脱出ゲームを展開する同イベントは、参加者が密室に閉じ込められた設定で部屋の中に仕掛けた「謎解き」をクリアして脱出するというもの。「謎」の中には仏教の要素をちりばめ、体験を通じて日本人や外国人も「仏教の世界」を体感できるという。

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 全ての仕掛けはバイリンガル対応でIT技術を採用し、同社が企画を担当。IT関連はクウジット(港区)が制作、向源実行委員会(品川区)が監修した。在日外国人や訪日客、日本人も参加できることが特徴で、「2020年に向けて国内外全ての人に目線を合わせた企画」という。

 開催に先立ち3日に開かれた体験会には、向源アンバサダーを務めるフィリピンのコスプレ・ブロガーKitty Crazeさんが参加し、同イベントを体験。「テクノロジーとひも付けられた謎解きは楽しい。メッセージ性もあって最後の仕掛けには感動した」と感想を口にする。

 主催のエスケープハントジャパン社長の山田敦子さんは「脱出ゲームは海外では企業のチームビルディング研修にも採用されるほど。日本でも映画、カラオケ、ボーリングなどに続く娯楽として、業界で協力しながら脳トレの市場を育てたい」と話す。住職の青江覚峰さんは「玄関で靴を脱ぐことから始まり、楽しみながら仏教に向き合うことができる。『ファン』から入って『面白さ』を持ち帰ってもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 同イベントは宗派や宗教を超えて、神道や仏教などを含めさまざまな日本の伝統文化を体験する「寺社フェス向源」の一環。多様な文化の根底にある本質に触れることを目的に2011年から始まり、同企画は2017年に向けた第1弾に位置付る。

 開催時間は11時30分~22時(最終受付は20時まで)。参加費は3,300円~4,200円。オンラインから要予約。今月7日まで。

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