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浅草にIoTデバイス集結のホステル開業へ スマートフォンで室内環境を一元管理

IoTデバイスを集結した室内。カーテン、空調、照明、アロマ、スピーカーなどをコントロール

IoTデバイスを集結した室内。カーテン、空調、照明、アロマ、スピーカーなどをコントロール

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 つくばエクスプレス浅草駅近くに8月1日、IoTデバイスを集結したスマートホステル「&AND HOSTEL ASAKUSA STATION」(台東区西浅草2)が開業する。運営はand factory(目黒区)。

スマートフォンでIoTデバイスを操作するイメージ

 台東区エリアでは「浅草北」(日本堤2)、「上野」(東上野6)に続きオープンする同施設。全国では6店目で、同社初の新築自社物件となる。

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 主にスマートフォンのアプリ事業からスタートした同社は、自社開発のほか他社とのタイアップで技術を蓄積。開発や運用ノウハウを活用し、IoTの取り組みに参画した。大手のデバイスメーカー各社と協業する一方、IoTデバイスの操作を一つのアプリで操作する仕組みを目指し、専用のIoTプラットフォームの独自開発も進めている。

 IoTとは、これまでインターネットとは無縁とされた「物(モノ)」を接続し、遠隔からの操作や制御などを可能にするもの。例えばテレビやエアコンなどを相互通信することで、録画設定や帰宅時に合わせた最適な室温設定といったコントロールができる。人が操作して接続するだけではなく、「物」自らインターネットにアクセスすることが特徴とされる。

 同ホテルではIoTデバイスを一元管理する自社開発のプラットフォームアプリ「&IoT」を採用。個室に宿泊の場合、チェックイン時に同アプリのインストール済みスマートフォンを貸与。ルームキーの解錠・施錠や照明の点灯・消灯、エアコン、テレビ操作を一元で行う。滞在中はあらかじめ設定した「Wake up!」や「Relux」、「Sreep」といった6シーンのいずれかをタップすると、カーテンや調光、音響、アロマや空気清浄機といった複数のデバイスが一斉に作動。室内場面を重視し今後も新たなシーンを開発するという。

 同社では今後も都市圏で需要が見込まれる、ホステルやカプセルホテル向けの宿泊管理システムを並行して開発。「&IoT」を通じて室温や照明など、宿泊客それぞれに合わせた客室環境の設定を可能にするほか、客室内で提供するタブレットサービスをインターフェースとして、IoTで室内環境のコントロールや周辺の情報発信といった連携を進め、宿泊業界の業務効率化を図るという。

 2019年度には「新御徒町」「三ノ輪」の開業を予定するほか、同ホテル近くには「西浅草」店も計画。浅草エリアを含む台東区に集中的に出店することで、ホテルブランドの認知向上を目指すほか、増加する訪日観光客の宿泊需要にも対応する。

 チェックインは16時~23時、チェックアウトは11時。宿泊料金は、カプセルドミトリー=3,500円~、IoTダブルルーム=8,500円~。